GW中にプレイ。時間に余裕がある時期だったので、すべてのEDを回収するまでやりきれた。帰省するときはSwitchでやるゲームがあると捗る。 タクティクスオウガやファイナルファンタジータクティクスが大好き & オクトパストラベラーがとても良かったので、今作も期待していた。例の如くELDEN RINGの影響で発売時期からは少し遅れてプレイ。細かい気になる点はあるものの、全体として楽しめたし、全ED回収までやり込めた。プレイ時間は1周目30時間、周回が1週10時間ぐらいで、計60時間。
事前に、ちょっとテンポが悪いという話は聞いていて、その上で体験版をやって迷った末に購入。確かに戦闘までの間のシナリオが長いが、小分けにメインストーリーとかサブストーリーを選択する形なので、余計にそう感じられる作りだった。(周回時はさらに顕著なので、そこはシステム的な改善が欲しいところ)
ストーリー自体は、売りとなっている天秤でのルート選択や、戦国の群像劇、信念による選択はかなり楽しかった。3つのEDと、隠しED的なルートがあるが、1周目に情報見ずにやったEDが、自分の中では一番しっくりきている。隠しEDは、プレイヤー的にも頑張ったし、多少ご都合主義でもいいよねという感じの展開で、もちろんこれはこれであり。インタビュー動画で、4つ目のEDは決して「真ED」としては作っていないと表現しているのは、とても共感した。初回プレイ時は、最後の選択はかなり悩んだし、周回のためとはいえ宗教に下るルートは出来れば選びたくないなぁって、ぐらいには没入できた。どのルートを、どういう理由で選んだか、をクリアした人と話すのは、人間性が出て楽しそうだ。
システム的には、今風に遊びやすくなったタクティクスRPGという感じ。とは言え、マップ回転の都合でカーソルの上下が思ったのと違う方向になったりと細かい部分が気になったり。キャラクターの育成自由度も、幅はほぼないし、Lvもある程度決め打ちだしで、良いバランスには収まっているけど、結果としてじゃあ育成要素がそもそも要るのか?という問題点が出てきてしまうのが難しいところ。とはいえ、逆に言えば気になったのはその程度で、全体としては楽しく遊べた。高いところから弓を打つのは、単純に楽しいのだ。