アクション系のゲームが続いたので、シミュレーション系をやろうと火星テラフォーミング作品であるPer Asperaをプレイ。ラテン語で "困難を通じて" という意味らしい。
ゲームとしては、資源管理しつつ、テラフォーミング目標を段階的に満たしていく。だけかと思ったらストーリーもかなり重視しており、主人公であるAIとテラフォーミングに関わる人間 (AI生みの親の博士、植民隊のリーダー、地球の管制官などなど) とのやりとりだったり、謎の通信が飛んできたり、敵が現れたり。途中でストーリー分岐しそうな選択肢もあり。
ゲームとしては難易度4段階中の2つ目でやったが、資源管理的な難しさは早々に解消してしまい、ただ拡張するのみになってしまった。難易度上げればもう少し歯ごたえがあったかも知れない。ただ、後半のテラフォーミングプロセスを進めるのに時間がかかる (こちらで出来ることがほぼない状態なので、じっとCO2がO2に光合成で変換されるのを待つ、とか) ので、ゲーム速度をもう2,3段階上げられればよかった。再プレイはこれがないとちょっとしんどい。
ストーリーはAI、テラフォーミング、地球の派閥争いなどなど好きな部類で、しっかりSFっぽい展開を楽しめたので満足。こんなストーリー重視の作品とは思ってなかった。作品側からもネタバレは厳禁と書かれているが、これは確かにネタバレなしでやるべき作品。