アイテムのリスパウン時間

pk4ファイルの中身を覗いてみようシリーズ。今回はMapファイルを見てみます。
各MAPのアイテムリスパウン(再発生時間)を把握するのは、非常に重要です。が、いちいちゲーム内で確認するのも面倒なので、ファイルを見て、簡単に正しい時間を調べちゃいます。
調べるにはpk4の中のmaps/mp/以下にある、"MAP名.map"を見ます。例としてq4xdm15.map(FIREWALL)を見ます。
このファイルにはEntityなど色々書かれていますが、目当ての情報は classname から検索します。例えばQuadDamageは"powerup_quad_damage"です。

// entity 50
{
"classname" "powerup_quad_damage"
"autoLabel" "mrclean"
"name" "powerup_quad_damage_1"
"origin" "-128 -1152 240"
"nodrop" "1"
"respawn" "90"
"filter_DM" "1"
"filter_Team DM" "1"
}

と色々定義されていますが、"respawn"が目当ての情報です。q4xdm15.mapでは90に設定されています。なのでQuadamageは90秒でリスパウンします。
この定義が書かれていないMAPでは、デフォルトの時間でリスパウンします。QuadDamageのデフォルト値は120秒です。
他に時間が変更してあるMAPはl4dm1_1のメガヘルスがあります。

// entity 80
{
"inv_item" "2"
"classname" "item_health_mega"
"name" "item_health_mega_1"
"origin" "192 -760 416"
"nodrop" "1"
"respawn" "60"
}

ここでは60秒となっています。ちなみに、メガヘルスのデフォルト値は35秒です。