昼 手術終わり

時間的には40分程度の簡単な手術でした。局所麻酔を左のお尻に注射して、切開して脂肪種を取り出す方法でした。最初の麻酔は痛いと言われていたので覚悟していましたが、途中何度かチクッとした痛みを感じたので素直に「痛いです」と言ったところ、教授(他の人にこう呼ばれていた)から「電気的な刺激があったときに、麻酔の効いていない筋肉に刺激が伝わってしまうので、その痛みです。皮膚の麻酔は効いてますから心配はいりません」という説明があり一安心。その痛みがどんどん大きくなるのではないかという不安があったので、一時的と説明されると安心します。
取り出した腫瘍は見せてもらいましたが、想像以上に大きかったです。6センチほどの細長い形。よくもまあこんなでかいものが入っていたもんだ。
ところが最後に思わぬ伏兵がおりました。無事傷の縫い合わせも終わりガーゼを当てる段階で、保護用のスプレー(詳しいことはわからない。アルコールのようなもの、有機溶剤?らしい)を傷口に吹き付けるわけですが、これがお尻全体にかかります。もちろん、うつぶせの姿勢だったので、その下にあるアレにもかかります。アレと肛門は皮膚が弱い部分です。そこにかかるアルコールのようなもの。OMG! 麻酔の針より痛い!しみる! ぎゃああああ。 という感じでした。教授「大丈夫だよ」いや先生、今度は全然大丈夫じゃないです。
麻酔針の痛みに耐えるのに、脳内でいろいろ考えますが、今回はお尻だったのでE中隊らしく「奴らケツを撃ちやがった!ちくしょう!」と繰り返してました。バンドオブブラザーズ知らない人には意味不明ですが、見ればわかります。
そして、想像外のスプレーによる痛みは「奴ら火炎放射器で俺のケツを燃やしやがった!ちくしょう!ぶっ殺してやる!」とか考えてました。ぶっ殺してやるの対象はドイツ兵ですので、決してお医者さんにそんなことは思ってませんよ。無意識に口から「oh my god」って言ってたのは内緒です。絶対聞かれたけど。生粋の日本育ちのくせにOh my godとかないよね。
まあ手術はそんな感じでした。手術後は飯食って、ごろ寝スタイルでPC使ってます。ケツを圧迫してはならないのでごろ寝スタイルです。今のところ痛みはないですが、麻酔が切れたらどうなるかなー。