2008-09-09から1日間の記事一覧

「2001年宇宙の旅」「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」を読んだ

2001年宇宙の旅の映画版は残念ながら未見*1だけれども、小説の描写だけで十分宇宙の壮大さを楽しめた。2001年宇宙の旅はそういった状況描写がメインで、「静」な印象。意識する登場人物は、1人か2人であるし。 一方、「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」で…

「ローマ人の物語 迷走する帝国」を読んだ

文庫版32巻〜34巻。三世紀、211-217年のカラカラ帝から282-283年カルス帝まで、(ディオクレティアヌス帝の即位まで)のお話です。帝国の衰退に伴って文章も淡々とした調子で読み進みました。ユリウス・カエサルの頃のわくわく感*1は、アウレリアヌス帝の「速…